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ニュースリリース

2024年 社長年頭挨拶

2024年01月04日
2024年の始まりにあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

はじめに、1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」により、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。被災された皆様のご無事と、救援活動にご尽力されている方々に敬意を表すとともに被災地の一刻も早い復旧・復興を心からお祈り申し上げます。

2020年から世界中に様々な影響を及ぼした新型コロナウイルス感染症が収束し、日本国内では昨年5月に「第5類感染症」へ移行となり、社会活動は回復しつつあります。一方で地球温暖化による天候不順や、各地で紛争が勃発するなど、自然環境や国際社会において不安定な状況が続いています。2023年は、円安の進行、世界的な金利の上昇、欧州や中国での景気後退による企業の設備投資意欲の低下などの経済的な影響を受け、企業経営に変化が求められる年でした。

当社は、「事業の選択と集中」を着実に進めると同時に、創出力の強化に注力しています。「新規事業開発事業」では、長年培ってきた強みをより強化してまいります。「営業開発受託事業」である営業業務改革・現場定着支援では、一層の効率化を推進します。また、「マーケティング戦略事業」と「SCM・調達購買事業」では、アクション実行の早期化に取り組んでまいります。

サステナビリティ(持続可能性)を経営の中核に置く当社は、2030年の社会課題を見据えて特定した5つのマテリアリティ(重要課題)を軸として、事業活動を通じて社会課題の解決に貢献することで企業価値の向上を目指しています。気候変動対応を含む環境活動はもとより、人的資本の強化やコア技術の進化など無形資産も一層充実させてまいります。

2024年は世界の環境が大きく変化する年と予測しています。具体的には、中国や欧州の景気回復、世界的なインフレ率の鎮静化と金利低下による投資意欲向上や株式市場への資金流入、そして主要国リーダーの交代とそれに伴う影響などが挙げられます。このグローバルな変化における当社事業への機会とリスクへの感度をさらに高め、収益力の改善に取り組む所存です。

遠藤総合研究所は、経営理念「健全な事業活動を通じて豊かさと夢を実現する」のもと、当社ならではのイノベーションによって、社会にとって意義のある“新たな価値”を創造し、ご提供することで、より質の高い社会の実現を目指してまいります。

本年も皆さま方のご健康とご多幸を心からお祈りいたしますとともに、なお一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、何卒、宜しくお願い申し上げます。



                                                令和 5年1月4日
                                           株式会社 遠藤総合研究所
                                         代表取締役社長 遠 藤  潔