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ニュースリリース

2023年度 社長メッセージ

2023年04月01日
代表取締役社長の遠藤 潔でございます。
新年度の始まりにあたり、謹んでご挨拶を申し上げます。

世界は歴史の分岐点を迎えています。昨年2月には、ロシアによるウクライナ侵略が始まりました。 また、我が国の周辺国・地域においても、核・ミサイル能力の強化、急激な軍備増強や力による一方的な現状変更の試みが一層顕著になっています。

昨今、世の中は急速に目まぐるしく変化しています。気候変動対応のような地球規模での共通課題に加えて、足元では欧州での地政学的リスクの顕在化が世界全体に影響を及ぼし、経済運営も含めて当社は大きな転換期を迎えています。更には、ロシアのウクライナ侵攻による影響は、世界規模でのサプライチェーン全体に影響を及ぼしています。現状、遠藤総研においては、状況の変化に応じた速やかな対策を実施することで、大きな影響は見込んでおらず、これは遠藤総研のリスク耐性の高さを裏付けるものだと考えています。

遠藤総研に求められるのは、過去に誰も経験したことのないこの危機的状況を生き抜くリーダーシップと、危機をチャンスに変える知恵と創意工夫、そして、発想の転換です。歴史を振り返れば、遠藤宗家は徳川将軍家の幕臣として、平成27年(2015年) の徳川家康公薨去四百年を迎えることができました。なぜ遠藤宗家が発展し続けられたか、それは、現代のCSR の源流である、「武士道」の精神を400年実践してきたからであり、またそれと同時に、社会を取り巻く環境が時代とともに変化していく中で、変化を先取りし、変化をチャンスと捉える家風を築いてきたからだと考えています。

遠藤総研は、社会的存在価値の向上と付加価値型事業へのシフトを掲げて、「戦略的経営」の実践に移行を加速して進めています。そこでは企業としての実行力が鍵となります。そのために、1.ダイバーシティの推進、2.グローバル競争の中で打ち勝つ人財の育成、3.ワークスタイル変革での生産性の向上 により一層取り組みます。グローバルの多様な人財がお互いの違いと強みを認め合い、より高い効率の働き方に変えて切磋琢磨することによって、人財と企業の両方の成長につなげていきます。

今年度も皆さまからのご期待に応え、より強く魅力ある遠藤総研へと進化を続けます。日本経済の活性化と豊かな世界の実現に向け、最高・最善のコンサルタティングサービスを提供することを目指します。

引き続き、変わらぬご支援とご鞭撻を賜りたく、何卒宜しくお願い申し上げます。


                                                令和5年4月1日
                                           株式会社 遠藤総合研究所
                                         代表取締役社長 遠 藤  潔