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ニュースリリース

盆栽関連商品の生活産業事業について

2020年09月01日
株式会社遠藤総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:遠藤潔、以下「遠藤総研」)は、盆栽関連商品の生活産業事業(以下「本事業」)の円滑な販売実施に協力して参ります。

本事業は、盆栽関連商品の早期普及を目的として取組むものです。盆栽関連商品のニーズは近年更に高まりつつあり、海外の盆栽に対する意識は飛躍的に向上しています。

日本の伝統文化の一つである盆栽は、国内での需要は減少しているものの、逆に海外市場での需要は破竹の勢いで高まっています。盆栽の年間輸出額に関して農林水産省の統計によれば、2001年の6億円市場が、2006年には23億円、2013年には94億円を記録し、海外での高い需要を考えると、今後もさらなる輸出額増加が期待されています。

輸出国1位はベトナム、2位中国、3位香港、4位イタリア、5位台湾、次にオランダ、ドイツ、アメリア、ブラジル、スペインと続き、1位ベトナムのシェアは圧倒的で、世界の輸出額の約半数を占めますが、検疫が緩いことが要因とされています。この年間輸出額94億円は、日本酒の年間輸出額105億円を迫る勢いであり、クールジャパン戦略において経済産業省は、盆栽輸出を強力に後押ししています。

盆栽は新しい時代を迎えており、古典的な盆栽だけでなく、現代のライフスタイルに合わせた盆栽が次々と開発され、都内インテリアショップを賑わせています。静的な絵画・彫刻などの芸術作品とは異なり、盆栽は生命が宿っており、四季を通して自然が織り成す美しい変化や生命の鼓動を感じることができる芸術作品です。盆栽はクールジャパンを代表する商材の一つとして、その潜在能力の高さは特筆すべきものがあり、日本を代表する総合芸術として、さらなる発展が期待されています。

遠藤総研は、本事業を含め、環境社会の構築、資源リサイクルの効率化、超高齢化社会への対応など、社会的課題の解決に貢献する関連事業に引き続き多面的に取組んで参ります。