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ニュースリリース

マイクロフルート製品の紙資材事業について

2016年03月01日
株式会社遠藤総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:遠藤潔、以下「遠藤総研」)は、マイクロフルート製品の紙資材事業(以下「本事業」)の円滑な販売実施に協力して参ります。

本事業は、マイクロフルート製品の紙資材事業の早期普及を目的として取組むものです。
マイクロフルート製品のニーズは近年更に高まりつつあり、デザイン、機能性に対する意識は飛躍的に向上しています。

日本の段ボール市場は、これまでAフルート(段高4.5〜4.8mm)やBフルート、Eフルート(美粧段ボール)、さらには欧米で多用されるCフルート(段高3.5〜3.8mm)が使用されてきました。

マイクロフルートは、これら段ボールの次の世代として生まれた段ボールの総称で、F段とG段の2種類があります。E段を上回る美粧性はもとより、包材の軽量化、資源節約、ゴミ減量化に寄与する利点がある上、コートボールと競合した場合には、段ボール特有の緩衝性を発揮できるなど、段ボールとコートボールの境界線上で両者の特徴を併せ持つ存在と言えます。

当初はF段市場を中心に市場は拡大しましたが、次第に成長の舞台をG段に移しつつ、美粧性や機能性、環境適性への評価を高めています。ここ数年は全体のパイが大きくなってきたことなどから成長率は低下してきているものの、依然として潜在ニーズは高く、付加価値化を図りたい段ボールメーカーにとっては魅力的な市場に映っています。

最近の特長としては、単純に既存の包材をE段や板紙から置き換えるのではなく、マイクロフルートならではの新商品を開発することによって伸びていく傾向が強まっています。美粧性に限らず、トータルでのコストダウンメリットを評価されています。

遠藤総研は、本事業を含め、環境社会の構築、資源リサイクルの効率化、超高齢化社会への対応など、社会的課題の解決に貢献する関連事業に引き続き多面的に取組んで参ります。